2009年 07月 19日
東福寺 龍吟庵
前記事の続きで八相の庭を出て、今度は龍吟庵(りょうぎんあん)に向かいました。
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龍吟庵は東福寺第三世住持・無関普門(大明国師)の住居跡で
国宝の方丈は室町時代初期の作で応仁の乱以前の古制を残すわが国現存最古の貴重な方丈建築です。

(↓写真中央の屋根の建物が方丈 方丈内は撮影禁止で周囲は塀で囲まれているため屋根だけ撮影w)
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方丈を東西南に三庭の枯山水庭園が囲みます。

【南庭】(無の庭)
方丈正面は白砂敷きとして一本一草をも用いていない無の庭。
いかにも禅宗らしい庭です。
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【西庭】(龍の庭)
龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を石組によって表現しています。
青石による龍頭を中央に配し、白砂と黒砂は雲を表しています。
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【東庭】(不離の庭)
東庭は大明国師が幼い頃に熱病(天然痘)にかかって山中に捨てられた時、
二頭の犬が国師の身を狼の襲撃から守ったという故事にもとづいて造られたもので、
中央の臥せた長石が国師、左右の石が犬、さらに外側の左右の三石が狼です。
これから襲いかかろうとする狼と逃げようとする狼、勇敢に立ち向かう犬の気迫を感じさせる石組です。
印象的な赤い砂は、鞍馬の赤石を砕いたものです。
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以上2回に渡って東福寺拝観の記事にお付き合いくださりありがとうございました。
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今回このような石庭を見て感じたことは、どの庭もストーリーがあるんだなと(笑)
水景創作にも何か自分ながらのストーリーを盛り込めるようにならないと・・・と思いました^^
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by ZERO-FACT | 2009-07-19 20:12 | おでかけ


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