この流木を組んだ時から、モスはすでに枯れていました。
以前に別水槽で使っていた流木ですが
この水槽に使うまで10日間ほどベランダで放置していましたので・・・
でも最近になって新芽が出てきました。 改めてモスの生命力の強さを感じました。
新田次郎の「孤高の人」の中の文章に新緑を表した文があります。
「神戸の山は常緑樹が多いといっても、やはり冬と春とではぜんぜん色が違うな、
どうだい加藤君、春の山の色は踊るように見えないかね」
「踊るって形容はおかしいは、ね加藤さん、もっとなんかいい表し方があるでしょう、
たとえば陽のあたたかさに甘えたような緑だとか・・・」
「陽のあたたかさに甘えたような緑」という表現がなんとも素晴らしいです。